人気BIツール10選比較!比較表・無料トライアルあり~BIツールおすすめ /* Template Name: singlenew(2019.11.12) */    

2022人気BIツール10選比較!比較表・無料トライアルあり~BIツールおすすめ

最終更新日:2022-6-2

本文では以下の課題の解決策をご提示します。

  • きちんとした基準でBIツールを比較し、参考ランキングを提示してほしい。
  • 自社にあったツールを探している。
  • BIツールのシェアやBI市場の動向などの情報がほうしい。
  • BIツール 比較・評価・導入するときのポイントや選定法が知りたい。
  • BIツールおすすめランキングがほしい。

わが国において、各業界でのDXの推進が重要な課題となっています。各業界がDXの重要性を認識しているにもかかわらず、大部分の企業がDXを推進できる生産力と経営管理のデジタル思考能力が不足しているのが現状です。

またデジタル化の基盤ともいえる、会社の財産であるデータがたくさん蓄積してきましたものの、なかなか活用できていないという企業も多いのではないでしょうか。

そこでBIツールの出番です


今度のランキングリスト作成に、ソフトウェア評価とユーザーレビューにおいて最も有名なサイトの1つであり、世界をリードするアドバイザリーおよびリサーチ会社であるGartnerファミリーの一部であるCapterraを参照しました。
Capterra基準でBIツールをランキングしました。

 BIツール10選ランキング

ビジネスインテリジェンス業界の記事でよく言及されている10のBIツールを選択し、前述のように、Capterraでユーザーレの好評を取得しています。

FineReportは4.9点のユーザーレビューを得て、リストのTOP1にランキングしています。

1、FineReport

FineReportは、社内に散在するマルチソースデータを簡単に統合できます。企業に全局的なデータ利用習慣を形成させ、データベースのインテリジェントな運用の実現をサポートします。

財務分析、販売分析、生産分析など、業務分野ごとにデータ分析を実施できます。課題別に最適なBIダッシュボードをすばやく作成でき、会議室、展示センター、モニタリングセンターなどに展示します。柔軟なカスタマイズ設計が魅力的です。

BIツール比較

Excel感覚のUIで、コーディングなどのスキルを持っていなくても、ドラッグ&ドロップで集計表やグラフを作成します。請求書、明細書、発注書など帳票から、売上や財務分析、IoTといった高度なダッシュボードまで実施可能です。また、共同作業、承認ワークフローやスケジューラタスクなどの業務効率化を図る機能も搭載されています。

【タイプ】

オンプレミス型

【動作環境】

クライアント:Windows、Mac OS
サーバ:Windows、Mac OS、Linux、Unix
アプリ:Android、IOS

データソース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、多次元データベース、ストアドプロシージャ(JavaApi,Hibernate)、ビッグデータ、ファイル(excel,txt,xml,csv,jason)、組み込みデータセット

【長所】

  • 豊富なグラフ・チャート可視化GISマップ、ダッシュボードのテンプレートを提供する
  • RDBMSなどへのデータ入力、更新、削除が可能で、Excelデータの入出力も対応
  • Excel,PDF,Word,画像に出力する
  • レポートをメール、Line、メッセージ経由で配信
  • 二次開発に柔軟で、お客様のさまざまな開発要望に対応できる

【注意点】

  • 多次元分析には次元ごとにレポートを作っておく必要がある
  • グラフ推薦機能がない

Capterraでは4.9点/5の高いユーザーレビューを獲得しているFineReportは、90日間の無料トライアル版を提供しています。しかも本番製品と同じ、フル機能を無料でお試しできますので、機能を体験して、導入を検討しましょう。

BI無料体験

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2、Tableau

Capterraユーザーは4.4 点/5を与えました。

BIツール比較

老舗のBIツールであるTableauは、独自のビジュアライゼーション技術を用いて分析結果を可視化し、簡単にデータ分析を行えます。開発チームは常にユーザの好きなグラフ種類を調査するので、Tableauを使えば、データを最適のグラフで表示できます。

【タイプ】

オンプレミス型とクラウド型

【動作環境】

Tableau DesktopはWindows版とMac版がありますが、V10.5以降が32位のwindows OSをサポートしません。Tableau ServerはWindows、Linux和Macをサポートします。

【データソース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、多次元データベース、ビッグデータ、ファイルデータセット(excel,csv,txt,json,pdf,mdb)

【長所】

  • ほぼすべてのデータソースに対応する
  • ビジュアル性に優れたダッシュボードを作成する
  • OLAP分析が得意

【注意点】

  • 既存の業務システムに組み込むことができない
  • 出力可能なフォーマットが少ない
  • 複数のデータソースに跨るデータ分析ができない

3、PowerBI

Capterraで4.4点/5を得ています。

BIツール比較

マイクロソフトが開発したBIツールなので、分析時のUIがエクセルと似ており、使い勝手がよいです。Excel、SalesForce、Dynamics 365など数百のデータソースに接続し、レポート形式のデータを容易に作成できます。作成したレポートはPower BI ライセンスを持っている組織内のすべてのユーザーに共有が可能です。

【タイプ】

クラウド型/オンプレミス型

【動作環境】

Power BI DesktopはWindowsのみをサポートします。 32ビット(x86)および64ビット(x64)で使用可能。
PowerBI Report ServerはWindows 64ビット(x64)のみをサポートします。

【データソース】

関係型データベース(Derby✖)、NoSQLデータベース、多次元データベース、ビッグデータ(kylin✖)、ファイル(excel,csv,xml,pdf,sharepoint)

【長所】

  • ワークシートにコンポーネントを追加することでダッシュボードを設計する
  • Excelとシムレス連携、データをそのまま利用可能
  • OLAP分析

【注意点】

  • 既存の業務システムに組み込むことができない
  • 3Dグラフと3D地図がない
  • 権限を組織や人によって細かく設定できない
  • 無料版では1GBの容量制限がある

4、Qlikview

Capterraで4.4点/5を得ています。ユーザーはこの製品の連想検索機能に満足していることが、筆者にリストアップされるBIツールの1つの理由です。

BIツール比較

独自の「連想技術」とインメモリ技術で動作するセルフサービス型のBIツール。分析に必要なデータをインメモリで保持しているため、データの処理は高速です。直感的に使えるわかりやすいインターフェースを持ち、スマート検索機能を備えます。

【タイプ】

オンプレミス型/ クラウド型

【動作環境】

Qlikview desktopはダッシュボードとグラフを設計し、Qlikview Serverは配布と共有に使われます。Qlikview desktopとQlikview Serverを別々インストールする必要があります。
二つともWindowsでしか利用できなくて、そして.NET framework 4.0環境が必要です。

【データソース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、多次元データベース、ビッグデータ、ファイル(dif,fix,html,excel,xml)

【長所】

  • キューブの構築を必要とせず、定型分析よりアドホック分析に向いている
  • 新規のワークブックでコンポーネントを追加し、BIダッシュボードを設計する
  • 連想検索機能により、関連する企業データをさまざまな角度から表示し、その場で新しい洞察を得ることができます。

【注意点】

  • データ書き込み機能がない。
  • うまく利用するにはで専門的な知識とスキルが必要であり、中小企業はかなり高価であると感じるかもしれないので、学習コストや導入費用、メンテナンスコストをよく考える必要があるでしょう。

5、Sisense

Capterraで4.5点/5を得ています。

Sisense

SisenseはBIツール市場の他のリーダーと同じで、ユーザがドラッグアンドドロップで操作できる直感的なUIを持っています。 オンラインコミュニティもあります。 コミュニティでは、ユーザー同士の交流はTableauほど活発ではありませんが、保有している学習リソースは初心者にとって十分です。

【タイプ】

オンプレミス型/ クラウド型

【動作環境】

オンプレミスの場合、対応OSはWindowsのみでIOSは非対応

【データソース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、ビッグデータ、Webアプリケーション(Twitter,Youtube)、スプレッドシート、ファイル

【長所】

  • 高速でデータの読込・分析・検索を行う
  • Google AdsやZendesk、SalesforceなどのSaaSにも対応
  • アドホック分析
  • 豊富なAPIにより外部サービスと連携

【注意点】

  • グラフと地図の種類が少なく、視覚効果が普通
  • 共同作業に不向き
  • アラート送信機能がない

6、MicroStrategy

microstrategy

MicroStrategy は、データの集計や分析の知識を持たないユーザーに向けたBIツールです。セルフサービス機能により、一般ユーザ自身がデータの準備、編集や加工から分析、情報共有・配布までをストレスなく操作できます。

【タイプ】

クラウド型/オンプレミス型

【動作環境】

MicroStrategy Desktop:Windows64ビット(x64)、Mac

MicroStrategy Web:すべてのブラウザ

MicroStrategy Reporter (Server) :Windows、Linux、AWS、Azue

【データソース】

関係型データベース、多次元データベース、ビッグデータ、ファイルデータセット、SNSデータ

【長所】

  • 豊富な分析/予測計算、R言語との連携 できないこと
  • Android、iOSネイティブアプリ対応
  • 処理を高速化するアーキテクチャー 
  • モバイルでのトランザクション(データ書き込み)

【注意点】

  • 製品の学習と導入に多くの時間と手間をかかる
  • マルチデバイスに適したダッシュボードの作成が面倒
  • グラフと地図機能が貧弱
  • レポートをメール経由で共有できない
  • 一部のユーザーは複雑な初期設定に困るとのデビューがあります。使いやすさに欠けているという側面かもしれません。

Capterraユーザーは4.5点/5の堅実なレビューを行ったため、ここにリストアップしました。 BI市場で強い参照を持っているビジネスインテリジェンスツールの一つと言えるでしょう。

7、ZOHO ANALYTICS

同社はCRM、バンドル、アプリに至るまで多くの製品を提供していますが、ここでは、BIツールおよびデータ分析ソリューションに焦点を当てています。  世界中で10,000以上のユーザーに、500を超えるビジネスにサービスを提供しています。Capterraでの4.3つ星の高い評価、これは考慮に値するビジネスインテリジェンスレポートツールの1つです。

【タイプ】

クラウド型/オンプレミス型

【動作環境】

Windows、Mac

【データソース】

データは、リレーショナルデータベース、NoSQLデータベース、クラウドデータベース、一般的なビジネスアプリケーションなどのビッグデータのソースから取得できます。

【長所】

  • 一般的なビジネスアプリケーションから自動的にデータを融合する機能もある。
  • インテリジェントアシスタントZia:Ziaは、自然言語処理(NLP)と機械学習を駆使。 ユーザーが数分で洞察を得られるように手伝う。ユーザーがデータをより速く検索できるようにする。
  • データ更新処理の自動化
  • 読み取り専用、読み書き可能、レポートの作成、ドリルダウン、エクスポートなどのオプションを指定して、 アクセスをきめ細かく管理できる。

【注意点】

  • より高度なタスクを利用したい場合は、追加の開発知識が必要になる。さらに、ワークフローの整理とドットの接続に慣れてからでないと、機能を十分に活用するのが難しい。
  • 他の業務システムなどに組み込むことが複雑

8、DOMO

DOMO

Domoはビジネスデータに直接接続し、即座に正しい情報を利用できるBIツールです。 数回のクリックだけでデータを結合、クレンジングおよび変換し、意思決定に必要なインサイトを取得できます。データを簡単に視覚化し、組織全体で共有できます。

【タイプ】

クラウド型

【動作環境】

ウェブベースなので、対応OSには制限がありません。

【データソース】

関係型データベース、ビッグデータ、ファイル(excel,csv,google)、多次元データベース、Webアプリケーション(FB,JIRA,Zendesk)

【長所】

  • 柔軟なストーリー機能
  • Adobe AnalyticsやGoogle Analytics、Shopifyなど数多くのWebアプリケーションと連携可能
  • Magic ETL機能でSQL文を書く手間をなくす

【注意点】

  • 複数のテーブルに跨るレポート作成やデータ検索をサポートしない
  • ダッシュボードをエクスポート、保存、または別のBIツールで表示する方法はない
  • リストで最も高価なソリューションであると推測する。高価格で中小企業に不向き
  • 初心者向けには構築されていないので、学習コストが高い

Capterraで4.2点/5の評価を獲得しているこのBIプラットフォームは、2011年に設立されました。リストの中で最も若い企業の1つです。

9、Oracle BI

OracleBI

Oracle BIは、膨大データの分析を行うためのクラウド型のBI基盤です。ダッシュボードや、非定型分析、レポーティングなど、様々なデータ分析機能を統合し、高いパフォーマンスと拡張性を実現します。

【タイプ】

クラウド型/オンプレミス型

【動作環境】

オフラインのData Visualizaiton Desktop:Windows 64ビット(x64)のみ

【データベース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、多次元データベース、ビッグデータ、ファイル、Google AnalyticsなどのWebアプリケーション

【長所】

  • 推奨チャートを自動で作成する
  • 分析結果をPDFやPPTにエクスポートする
  • Data Visualization Desktopを利用して個人のPCでデータを分析する
  • Rと連携して予測分析をビジュアル化

【注意点】

  • グラフや地図の機能が弱く、視覚効果がやや弱い
  • 操作画面の利用が難しい
  • データ検索のスピードが遅い

Capterraで4.2点/5の評価を獲得しています。

10、Yellowfin

Capterraユーザーは4.0点/5の評価を与えたため、提供されている機能を詳しく調べる必要があるでしょう。

BIツール比較

YellofinはウェブベースのBIツールです。ダッシュボード上での可視化に加え、AIを用いて多角的に分析できるのは特徴です。また、簡単にプレゼンテーションを作成するストーリーボード機能が備えています

【タイプ】

クラウド型

【動作環境】

デザインツールがなくて、Web側でダッシュボードを設計します。Windows, Mac OS X, Linux,Unixで設計、配布できます。

【データソース】

関係型データベース、NoSQLデータベース、多次元データベース、ビッグデータ、ファイル(Excel✖)、ストアドプロシージャ(GA、Twitter、YouTube)

【長所】

  • AIを搭載したダッシュボードが構築できる
  • 分析内容を見ながらどちらの施策が最適か投票する採決機能
  • 共同作業が行いやすい

【注意点】

  • レポートやダッシュボードのカスタマイズ性が低い
  • 外部データを取り込むためのコネクターの利用が難しい
  • 他のBIツールに見られるいくつか重要な分析機能が利用できないというレビューもあります。また、大きなデータセットを処理する際のパフォーマンスの問題も報告されました。

 BIツール比較表

以上のBI ツール10選の比較を通して、各BIツールの主な特徴がわかるでしょう。皆さんが導入検討の際、分かりやすく比較できるように、以下でBI ツール 比較表を掲載しておきます。(〇可能、✖不可能)

BIツール機能比較表

BIツール機能比較表①

BIツール料金比較表

BI ツール を比較し、選ぶ時、価格とトライアル版有無が考慮すべきポイントです。10個のBIツールの料金プランの比較表を下記に示します。

BIツール料金比較表

 BIツールに関する背景知識

BI ツールを比較するため、以下の背景知識も欠かせないです。

  • BIツールの本質と利用目的
  • BIツールの市場規模と業界見通し
  • BIツールの機能と構造の仕組み
  • BIツール導入のメリットと価値
  • BIツールの種類
  • BI選定のポイントと評価法

それでは、順を追って見ていきましょう。

1.BIツールの意味と本質

分かりやすく言うと、BIソフトは意思決定プロセスをより簡素化、精確化するため、数多くな機能によって、実用的なビジネスインサイトを生成し、インタラクティブなレポートを作成するに使われるソフトウェアの一種です。BIはただのツールより、新たなソリューションと管理方法を企業に提供しています。

関連するデータテクノロジー手法を使って、企業内の様々な業務データを処理し、定量化可能で持続可能なデータ価値を生み出します。これらのデータ価値は、企業のビジネスモニタリング、ビジネス洞察、業務効率化、意思決定の最適化、データの収益性を実現することに反映されます。

データをインフォメーション、利益に変換させる魔法の道具がBIソフトです。

BIの意味や関連概念の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

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2.BIツールのシェアと市場規模

景気後退と2020年からの新型コロナ大流行の影響で、数多くの企業がプレシャーを感じている一方、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が今後、企業発展の一般的なトレンドであることを反映しています。

企業のデジタルビジネス需要のニーズが増え、企業に蓄積されてきた大量なデータ、テキストを活用する動きが活発になったことで、DXに欠かせないBIツールを含むBDAソフトウェアの成長は好調となる見込みです

IT業界専門のリサーチ会社のIDC japanの調査によって、BI ツールを含むBDAソフトウェア市場は、国内だけをみても一兆円を見据える規模となっています。

企業におけるBIツール利用の実態やBIのシェアについて、以下の記事で詳しく述べています。

3.BIツールの機能

BI ソフトは、企業が管理するすべてのデータの明確な視点を作成することにより、将来のビジネスシナリオの収集、分析、監視、および予測にステップアップします。BIは、企業の事業運営、戦略的開発、そして最終的には利益を増やすための不可欠なツールになりつつあります。

BI ツールの機能を大別に言うと、以下の三つになります。

  • データを集約・統合する ⇒ レポート・図表作成機能
  • データを分析・集計する ⇒ 多次元分析機能、データマイニング機能
  • データを可視化に表現し、新たな洞察を示す ⇒ ダッシュボード機能

BIツールで、何が実現できるのか?

BI ツールをいろいろ比較し、導入を検討する皆さんは、BIツールが自社にもたらす価値を期待していますよね。

BIはビジネスにどのようなの価値をもたらすかを説明するには、BIの機能を言わないといけません。

  • 報告機能ーー過去の業務状況を把握し、問題発見と改善することを支援し、意思決定のサイクルを最適化します。
  • インタラクティブ分析ーー過去の状況を効率よく把握する、すばやく現状分析します。
  • 変化に合わせて予測するーー変化の要因に基づき、科学的な戦略を立て、企業は論理的な情報に基づいて意思決定を行い、盲目的な判断や経験談を減らします。経営判断の精度とスピードが向上します。

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4.BIツールの種類

違う機能によって、BIツールをレポーティングツール、OLAP分析ツール、セルフサービスBIツールの3つに大きく分けられます。

――レポーティング型BI製品

定型レポーティングに使われるレポーティングBIは、主にIT担当者向けであり、様々な固定スタイルのレポートデザインに使われています。

この種類のBIツールのほとんどは、Excelライクなデザイナーを採用しています。主にIT担当者向けですが、業務担当者はトレーニングを受け、業務部門のデータ権限内で基本的なレポートとダッシュボードを作成できます。

――OLAP型BI製品

OLAP(オンライン分析処理)ツールは、ユーザーがビジネスの観点に基づいて、多次元ビューで複数のソースからのデータをインタラクティブ分析のに役立ちます。

この種類のBIツールはアドホック分析とデータ視覚化分析に焦点を当てます。 IBM社のCognos、SAP社のBOなどの海外製品がOLAPツールの代表だといえます。OLAPツールのメリットは、大量データに対する複雑な処理と分析のパフォーマンスと安定性にあります。BIの分野では重要な技術となっています。

OLAPは、経営管理、マーケティング分析、財務分析などのビジネス活動に用いられています。

――セルフサービスBI

セルフサービスBIは、ビジネス現場の業務担当者を対象ユーザーとしており、業務とIT部門の間の効率的な協力を目指し、IT担当者が高度な技術作業に戻り、基盤となるデータ環境をサポートできるようにします。MicrosoftのPowerBI、Tableau、Qlikviewなどの海外メーカーが挙げられます。

セルフサービスBIでは、業務系システム、DWH、クラウド、ユーザーデータなどの様々なデータソースからデータを抽出し、データ準備、データモデルの作成、データビジュアル化といった作業を一つのツールの中で、かつ高度なITスキル不要でユーザー主導によって完結させることができます。

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5.BI選定のポイントと評価法

完璧な恋人が存在しないと同じく、完璧なツールと通用する解決案が存在しません。ですから、自社の経営と解決すべき問題点をしっかりと考えた上で、BI製品を比較し、検討しましょう。

BIツール評価の方法は意外と簡単です。

一言で言うと「体を量りて衣を裁つ」ですね。自社の状況をしっかり把握した上、自社のニーズに一番よく応えられるBIツールが、あなたのベストチョイスです。

BIを評価する際に、

  • 市場
  • 製品力
  • コストパフォーマンス
  • サービス

4つの主要要素を検討します。以下の記事で選定法を詳しく解説しています。

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 BIツールの活用シーン

 

会社が蓄積してきた経営データから自社のビジネスを分析し、改善へとつなげられるBIツールは、ビジネスのさまざまな場面と分野ですでに使われています。では、BIツールが活用されている主な場面をご紹介します。

全社利用101個のBIツールの活用事例ご紹介!

BIダッシュボードを使って精確に営業分析、営業成績がぐっと上がる

BIダッシュボードでKPI分析、目標達成への行動が明確化される

BIツールで売り上げ分析、いち早く市場動向が分かる

BIツールでデータマーケティング、消費者心理を洞察

業務効率向上につながる電子帳票で働き改革を推進

 

 

 まとめ

IDC Japanによると、2018年の国内ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場は、前年比9.6%増の2,778億7,500万円となっており、2023年までの予測期間における年間平均成長率は8.5%になると予想されています。これを背景に今後BIツールを導入する企業数はさらに増えるでしょう。

以上10個のBIツール比較では、それぞれの機能と特徴を紹介しました。BI ツールの導入で企業経営に多大なメリットが得られるように、導入時に留意しなければならないこともあります。BIツールの比較と検討の際、これらの資料もぜひ、お役立ちください!

>BIツール導入の留意点

選定にお悩みがある方にお役に立てれば、と思います。どんなBIツールにもメリットとデメリットがあり、自社のニーズにあうツールとソリューションが一番です。自社の課題を踏まえ、自社に最適なBIツールを検討しましょう。Finereportの顧問があなたのご相談に乗りますよ、どうぞ気軽にお問い合わせを。まずはFineReportの無料体験からはじめましょう。

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