エクセルより強い！グラフ作成ツールとグラフ作成ソフト オススメ10選

グラフ作成ツールといえば「エクセル」を思い浮かべる人が多いでしょう。データ見える化のために高精度なグラフ作成とデータ分析、統計を行うには、エクセルの達人にとってもなかなか難しい作業です。

そこで専門のグラフ作成ツールとグラフ作成ソフトの出番です。データを視覚化する機能はもちろん、データ拡張分析、などのビジネスニーズにも対応できます。

今回は、ビジネスのデータ分析や専門的な統計場面に使うプログラミングレスで効率的にグラフを作成できる専門なグラフ作成ツールとソフトを10個厳選しました。無料で使えるグラフ作成ツールもありますので、グラフ描画の際に、使ってみてはいかがですか。

学生の皆さんがプレゼンテーションの資料作成や簡単なデータ統計などに役立つ関数グラフ作成サイトと簡単な統計グラフ作成サイトもご紹介します。

FineReport

FineReportは可視化グラフやチャート、ダッシュボードデザインに対応するビッグデータ可視化ツールです。円、棒グラフといった基本的なチャートから、散布図、ドーナツ、漏斗チャート、ツリーマップ、ガントチャートなど複雑な図表タイプが70種類以上を網羅しています。

視覚化させたい数値データに合った適切なグラフ タイプを選択することがグラフ作成する際、大事な一環ですので、たくさんの選択肢を提供するツールのほうが、ユーザーにより多くの可能性を与えています。

また、フローマップ、ヒートマップやカスタマイズマップをサポートします。さらに、GoogleなどのGISマップと連携し、マップの拡大・縮小、位置情報との連動を実現できます。

多彩な可視化グラフとインタラクション効果でダイナミックな可視化表現が実現できるところがグラフ作成ツールとしてのFineReportの強みです。

豊富なデータ表現機能だけでなく、FineReportでデータ統合とデータドリリング分析もできます。ビジネスの角度からいえば、刻々と変化するデータをリアルタイムで可視化することによって、データの価値が高められます。グラフ作成ツールでデータをインフォメーション化し、色々な場面に活用していきます。

FineReportは操作が易く、Excel感覚で、データ列紐付け形式の操作画面により、グラフ作成できます。学習コストが低くて、「Excelの達人」でなくても、FineReportで見栄がよく、高精度なグラフを作れます。

グラフ作成以外、FineReportはデータ可視化ツールとしての可能性がまだまだたくさんありますよ。

FineReportは90日間の無料体験バージョンを提供します。体験版でも、本場製品同じ、全ての機能が使えます。

Chartblocks

Chartblocksは、スプレッドシートやデータベースからデータをインポートし、あるいはWeb上でデータを入力することで、グラフ作成と配布を実現するツールです。

グラフをSVG、PNGや PDFなどの形式で出力することが可能です。 Web上でデータを入力し、強力なJavaScript型のグラフライブラリD3.jsを利用することで、作り上げたグラフはあらゆる画面サイズとデバイスに対応します。 また、チャートをWebページに埋め込んだり、TwitterやFacebookで共有したりすることもできます。

欠点として、サイトへアップロードできるデータ量に制限があることと、グラフの種類が少ないことです。

Chartblocksは無料の個人プラン、月額20ドルのプロプランと月額65ドルのエリートプランを提供しています。無料プランでは、上限50のグラフを作成できます。

RAWGraphs

RAW Graphsは、誰でも手軽に複雑なデータを視覚的に表現できるように、を目的として開発されたオープンソースのデータ可視化フレームワークです。

コンマ区切りのリスト、Googleドキュメント、Excelなどのデータからグラフを作成できます。バブルチャート、散布図、ガントチャート、ボックスプロットなど高度なグラフを作成したい方におすすめします。プログラミングできれば、カスタマイズ性の高いチャートも開発できます。

グラフをSVGやPNGへエクスポートしたり、Webページに埋め込んだりすることをサポートします。RAW Graphsは完全無料のグラフ作成サイトですが、日本語には対応していません。

PowerBI Desktop

マイクロソフト会社が開発したデータ視覚ツールです(インストールが必要)。Excelと比べると、グラフの種類がより豊富で、見た目がより美しいです。同社のOffice製品と一貫して洗練されたUIが特徴です。簡単操作でグラフ作成やデータ分析ができます。

Excel、CSVなどのファイルといろいろなSaaS型のデータベースのデータに接続できます。同じデータに対してクリック操作でグラフのタイプを切り替えられます。PDFとPowerBIの.pbixファイルしか出力できません。

無料版のDesktopはほかのアカウントと共有できなく、有料版のProやPremium版にアップグレードする必要があります。

Canva

Canva(キャンバ)はのメイン機能は画像編集で、SNSで使う画像、インフォグラフィックデザイン上で有名ですが、オンラインで使えるグラフ作成サイトとして利用することも多く、グラフメーカー機能を使えば、グラフ作成もできます。

20種類以上のグラフ、チャートとテンプレートを用意しているので、初心者でもグラフとレポートを作成できます。Web上でのグラフ作成、PNG、JPGやPDF形式での保存、印刷が可能です。

日本語版のサイトがあり、日本語フォントも提供されています。Canvaは無料で使いますし、有料版なら、一部有料の素材や機能もあります。

Visme

VismeはCanvaと同じようなインフォグラフィック作成のツールですが、グラフ作成機能も充実しています。

直感的な操作で棒グラフ、折れ線、散布図など基本的なグラフを作成することができます。有料版にアップすると、ファンネル、レーダーチャート、面積グラフなどのプレミアムチャートを利用できます。地図機能も備えています。

その上、共有機能もみどころです。TwitterやFacebook、Pinterest、LinkedinなどのSNSへシェアできます。サイトやブログへの埋め込みをサポートしています。

無料版では、出力できる形式はJPGのみという制限があります。Vismeの有料版は、一般、ビジネス、学生別に料金が異なります。違うユーザーのニーズと異なる利用場面に対応できます。

Livegap

Livegapは完全無料のグラフ作成サイトです。インストール必要がないに加え、登録なしで手軽いグラフ作りをはじめます。

三つのパネルを持つシンプルなUIが特徴です。この三つのパネルはそれぞれ、チャートの表示、スタイルの設定、データの入力に使われます。

グラフにデータの変更がリアルタイムに反映されます。作成されたグラフはPNG、HTMLフォーマットとしてダウンロードできます。アカウントを作って、ログインすれば、オンラインで保存できます。

も活用でき、個性的なデザインも用意されているので、デザイン性に優れたグラフの作成もできるでしょう。データの入力は手動以外にも、ExcelやGoogle docsからデータをコピーも可能です。

Livegapは個性的なチャートテンプレートとグラフデザインを用意していますので、データ分析目的の需要がなければ、単純なグラフ作成とデータ可視化なら使いやすいツールの一つでしょう。

Adobe CREATIVE CLOUD EXPRESS

PSやAIなどを開発したAdobe会社が提供するノンデザイナ向けの製品で、グラフ作成ができるツールです。

円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフとドーナッツグラフの四つしか作成できませんが、操作が簡単で、 豊富な配色やレイアウトで自由にカスタマイズできます 。出力形式はPNGのみとなりますので、ご注意してください。無料プランがあるので、試しに使ってみるのもいいかもしれないですね。

Tableau

tableauは使いやすいデータ可視化ツールとして評価されています。高度なスキルがなくても、きれいなダッシュボードを作成できるBIツールです。前述おいくつかのグラフ作成ツールと似たような、直感的な操作でグラフ作成できるし、使いこなしやすいツールの一つです。

tableauには棒グラフや折れ線グラフといった基本的なグラフから、フローマップやヒートマップといった特殊なチャートもあります。

また、プレゼンテーション機能やストーリー機能なども搭載されています、レポートとグラフ作成や分析の自由度は高く、個性的なグラフが作成可能です。

infogram

Webで利用できるインフォグラフィック、SNS画像とグラフ作成ツールです。グラフの種類も多様で、地図の素材、ダッシュボードサンプルも用意されています。サポートしているデータソースが豊富で、Excel以外、Google Drive、Dropboxからインポートできます。それに、MySQL、SQLSeverなどのデータベースに接続できます。

有料版はPNG、JPEG、PDF、SVGといったフォーマットでグラフを保存するのに対して、無料版は保存できないです。無料版と有料版の両方も、Webページに埋め込むことで、インタラクティブなグラフを作成ことができます。有料版には、月額19ドルのプロ、月額67ドルのビジネス、月額149ドルのチームとエンタープライズ版（要お問い合わせ）があります。

ほかのグラフ作成サイト

グラフどころ

データを入力してワンクリックでグラフが作成できます。ブログやプレゼンテーションの資料に使う便利なグラフ描画ツールです。

データ量の少ない、簡単なグラフをサイト上で作れますが、作成可能の統計グラフ種類は折れ線グラフ、積み上げ棒グラフ、棒グラフと円グラフのみです。地図チャートは日本、アメリカ、フランスの地図しかありません。ビジネス分析や学術的な大量データの統計に向いていません。

Keisan

Keisanは計算や数学の勉強に役立つグラフ作成サイトです。入力したxとf(x)とg(x)のデータ表から簡単な関数グラフを描画します。

データは手作業で入力するので、ビジネス的応用や大量データの統計、高精度のグラフ作成に向いていません。

関数グラフ作成サイトーーGeoGebra＆Desmos

GeoGebraは数学を教える・学ぶための無料のデジタルツール（授業教材、グラフ作成、幾何学、共同作業用のホワイトボード等）です。Desmosも学校で使う数学ツールです。

この二つは関数グラフしか描きませんので、他の場面での応用は難しいですね。

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まとめ

以上はおすすめのグラフ作成ツールとソフトをご紹介しました。データを活用ではグラフやチャートは欠かせません今回紹介したツールは無料試使用バージョンがありますが、必要に応じて有料版にアップグレードことができます。

もちろん、各製品にそれぞれの強みがあります。自分のニーズやグラフ作成の目的、望む効果、グラフの種類などによって適切なツールは変わってきます。必要に応じて、グラフ作成ツールとソフトを選びましょう。