「デジタル航空」プロジェクトで飛躍的発展を遂げる
弊社は、FineReportで開発したビッグスクリーンでのデータダッシュボードとビジネスニーズを革新的に組み合わせ、顧客サービス管理システムを新しく構築しました。これにより、サービスの効率と品質が大幅に向上させました。
価値ポイント
  • 研究開発の時間3/4節約
  • コールセンターの応答率30%アップ
  • 意思決定所要時間を半分に短縮
課題
  • 飛行任務の執行状況をリアルタイムに確認できるデータ可視化画面を作りたい
  • ダイヤルサービススタッフ管理のデータ化
  • クルーの出勤状況と現在地を把握することができ、遅延回復に寄与
  • パスワードの発行、記憶、使用、再発行の負担を無くす
解決策導入ポイント
  • 埋め込みディプロイで、自社システムから入力されたデータとFineReportビッグスクリーン機能を紐付ける
  • スタッフの平均通話時間、各時間帯の電話数を統計し、効率を高める
  • 遅延を未然に防ぎ、意思決定の所要時間を10分から5分に減少
  • FineReportをLDAPシステムに接続することでワンクリックでログイン
効果
  • FineReportシステムの豊富な機能を深く掘り下げた結果、大画面プロジェクトが完成以来、会社の管理層と業務部門から広範な好評を収めてきました。現在、FineReportビッグスクリーン機能を使って業務データの分析・監視を行う部門(開発済みおよび開発中を含む)が半数を占めており、業界から注目されています。

一.企業紹介

浙江長龍航空会社(長竜航空、Loong Air)は2011年4月19日に設立された旅客・貨物輸送航空会社です。会社は創立以来、急速な発展を遂げ、2018年11月までに、飛行機39機、従業員5000人に達し、累計旅客輸送1600万人、累計貨物輸送20万トン、累計安全飛行時間30万時間以上の成績を出しています。2018年9月、GE航空グループと「デジタルサービス契約」を締結し、GEグループが提供する国際先進技術により、デジタル航空会社の建設に力を入れています。

 

 

二.導入背景

浙江長龍航空会社は、旅客輸送展開が発足したわずか5年で、すでに42機を持つ航空会社となっています。自身の発展とともに、大量の業務データの分析と可視化に対するニーズが日増しに高まっています。既存のデータや日々得られる新しいデータを活用し、統計解析によって実務に役立つことで、投資の節約に基づく莫大な経済効果を生み出すことができます。反対に、データは日増しのサーバーにかかる負担でしかありません。

この目標を達成するためには、自社でシステムを開発するには多くの人手と時間がかかり、外注するには膨大な資金が必要となります。情報技術部DMO課では、調査・比較検討の結果、データ分析・可視化ツールとして帆軟社のFineReportを採用しました。

航空業界初の導入として、業務データから意思決定支援、部門情報からスタッフの効率・品質向上、システム動作記録からモニタリングなど、企業運営のさまざまなシーンで活用されています。


三.応用シチュエーションと導入価値

1-運転制御センター


課題

  • 飛行任務の安全な展開、会社の正常運行を保証する核心的部門の運営をサポート
  • ビッグスクリーンでの展示効果を高め、自社の実力を訪問客にアピールしたい
  • 横長い画面で設定が乱れることが多く、現地で調整することが不可能
  • データ入力システムとインターフェースの開発が複雑で人件費が高騰


解決策

  • FineReportを導入し、ビッグスクリーンでのダッシュボードを作成し、展示効果を高める
  • FineReportで二次開発を行い、自社システムでデータの収集を実現


image (4).png

運営センターのダッシュボード


導入効果

  • 自社システムにFineReportを埋め込み、ダッシュボード表示機能と新規データ入力機能を実現
  • 開発時間が大幅に短縮され、予想された400時間以上から約100時間にまで短縮し、たった2週間で開発が成功
  • 航空業界で初めて自社の基幹システムにFineReportを埋め込み、著しい効果を収めた会社として、業界にいい影響を与えた


2-コールセンター

課題

  • コールセンターは、直接的にサービスを提供する部門として、口コミ、満足度、サービス品質が非常に重要だが、品質管理が断片化している
  • データで数十名のダイヤルサービススタッフの仕事効率を高める方法がほしい


解決策

  • FineReportで、スタッフのオンライン状態、通話時間の長さ、サインの頻度などの指標、全体の呼損状況、満足度など多くの重要指標をリアルタイムで管理


導入効果

  • サービス能力の分析をデータ化し、社員の成長を速めた
  • 通話時間が異常に長いスタッフに対して適時に業務指導を行うことで、業務知識の不足がサービス質に及ぼす影響を減少し、旅客の待ち時間の短縮に成功した
  • FineReportで日によく使う図表などを自動化したので、一日の各時間帯、各グループの通話時間を統計し、シフトと業務分担を調整しやすくした


image (5).png

ダイヤルサービス管理


FineReportのダッシュボード機能の活用で、電話の接続率をわずか半月の間にもとの約55%から約85%になっています。マニュアルでやってきた平均通話時間・労働時間の計算がデータベース化され、リアルタイムに統計分析結果を表示し、指標値から結果を検索することができます。このように、透明化で公平な、簡単かつ効率高い管理を実現し、部門の効率を著しく高めることが出来ています。

 

9fcafc32ef4070cb3fb37820ccde97ac.jpg



3-乗組員管理システム


乗組員管理部門は、クルーの人的資源を最大限にまで発揮し、潜在的な問題をタイムリーに発見する部門であり、異常の早期発見と迅速な問題解決が期待されています。FineReportを利用することで、乗組員の出勤、バックアップ、分布、資質免許など多くの指標をモニタリングし、重要指標をハイライト表示します。

導入効果

  • スタッフの人的資源が把握しやすくなり、異常があれば直ちに解決策を提示
  • スタッフの出勤状況と現在地をリアルタイムに参考し、意思決定の所要時間が10分から5分へと短縮
  • マニュアルのデータ統計を5割減らすことでミスを回避することができ、会社の原因で起こる遅延が大幅減少


image (7).png



4-FineReportポータル認証方式

同社のデータプラットフォームはデフォルトのプラットフォーム組み込み認証方式を採用しており、ユーザーごとにプラットフォーム固有のログインアカウントとパスワードを設定しています。 しかしながら、FineReportでレポーティングしている社内の業務がますます多くなりなり、データプラットフォームのユーザーが増えるにつれて、この認証方法の欠点も浮き彫りになりました。

保守担当者は、技術的な内容は少ないが、繰り返しが多いアカウントパスワードの追加や変更を行います。ユーザーは複数のアカウントとパスワードを覚える必要があり、パスワードを忘れてしまうことがあります。


FineReportの認証方法は内蔵組み込みに加えて、LDAP認証とHTTP認証もサポートしています。 既存のリソースを包括的に比較および検討した後、LDAP認証方法が選択されました。運用保守部門の支援により、IT部門があらかじめLDAP認証情報を記入することで、統一認証が可能になりました。会社の既存のドメインアカウントに応じて、複数のシステムでのユーザーの統合認証を実現できます。


導入効果

  • 会社のLDAPシステムと結合することで、簡単操作でログイン
  • 初回ログインの所要時間が平均30分から5分以内に短縮され、FineReportメンテナンススタッフの手間も少なくなる
  • テンプレート権限申請はポータルで直接的に確認でき、余分なコミュニケーションが必要なくなる
  • 以前より少ない人的コストで、より多くのユーザーを管理

無料トライアル

90日間無料で
全ての機能がご利用できます

サンプル作成

お客さまのサンプルデータをいただき、
実サンプルを作成し、実現イメージが確認できます

導入事例紹介

導入成功のお客様の事例を紹介し、
FineReportで何が実現できるかをライブデモします