1. 説明
内蔵のデータベースには1枚のスタッフリストがあり、多くのフィールドが含まれています。これらのフィールドをすべてレポート中に表示します。これをレポートの一行に表示したら、とても窮屈に見えます。また、レポート中に画像フィールドを表示する際に、画像と非画像のフィールドをレポートの同一行に表示したら、レポートの見た目が大きく損なわれます。このとき、フリーレポートを使うと便利です。下図のような発注統計をフリーレポートで作成してみましょう。
フリーレポートはグリッドレポートやグループ別レポートとは違い、データベース表中のログを一行に分布させるのではなく、複数の行に分散させるのが特長です。ログをチャンクやページに分けて表示し、レポートの読みやすさや見た目の美しさを向上させます。
2.
作成のステップ
2.1
ワークブック新規作成・データセット追加
ワークブックを新規作成し、データセットds1を追加してSQLステートメントをSELECT * FROM [発注書]とします。
2.2
スタイル編集
フリー形式のレポートは自由度が高いです。必要に応じて対応するセルにデータ列をドラッグします(下図参照)。
2.3 親セル設定
データ列が同じ行にあるわけではないので、親子関係は自動的に構築されません。今、「顧客ID」、「発注日」などのデータ列を「発注書ID」に付属して展開し、同時にレポートタイトルとデータ列タイトルも「発注書ID」の展開に付随してコピーされるようにしたいと考えています。
B1、B2~B6セルの親セルを「発注書ID」セルに設定します。
同様に、C3~C6セルの親セルも「発注書ID」セルに設定します。プレビューすると上図のようなイメージになります。
注:親子セルの原理の通り、D3~E6に親セルを設定する必要はありません。自動的にC3~C6セルを左親セルとするためです。
2.4
レポートの保存・配布
完成したテンプレートは%FR_HOME%\WebReport\WEB-INF\reportlets\doc\Primary\FreeReport\Free.cptで参照できます。
テンプレートのイメージをオンラインで見るにはFree.cptをクリックしてください。
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