実例から学ぶ丨経営ダッシュボード作成の際に押さえるべきポイント /* Template Name: singlenew(2019.11.12) */    

実例から学ぶ丨製造・経営ダッシュボード作成の際に押さえるべきポイント

最終更新日:2021-6-10

市場が日々変化している現代ビジネス経営にとって、データが一番重要な資源といっても過言ではないでしょう。いかにビッグデータを活用し、経営に役立てられるかが企業の重要課題になっています。そこで意思決定のスピードと精度を高めるために、経営ダッシュボードを導入するわけですね。

ダッシュボード

今回は経営ダッシュボードのメリットと、経営判断に役立つ作成のポイントに焦点を当てていきたいと思います


ダッシュボード作成のポイント

経営ダッシュボードデザインに注意すべきポイントは何でしょう。

まずはFineReportでダッシュボードを作成する動画を一緒に見ましょう。

動画出典:FineReport

ポイント一:目的を明確化する

経営ダッシュボードの作成に必要なデータを収集する前、まず「誰がこのダッシュボードを見るのか、何のために見るのか」をまず整理しましょう。また、ダッシュボードデザインのコツでよく言及される「ユーザー目線」という基軸を念頭に置くことも大事ですね。

売上から営業の引き合い数、製品原価情報から生産状況など、すべての情報をダッシュボードに並ぶときりがないです。経営目標、KPIなどの指標に基づいているかどうかも重要になります。表示させるKPIの取捨選択を行って経営戦略に直結する内容をまず特定しましょう。無駄な情報閲覧をなくし、時間・費用コストを減らし、効率を上げることにつながります。

例:「誰に」、「何を」

  • 営業マネージャーに当地域の販売状況
  • 工場長に生産ライン全体の生産状況
  • マーケティング担当者にサイトのアクセス状況

ポイント二:必要な指標を検討する

重要度、相関性・因果関係の高い情報を特定する

経営層に対して「話せる」ダッシュボードは、一目瞭然の指標から業務本質を見抜けるツールです。上記で設定した目的を伝えるには必要な指標を考えていきましょう。

例:

  • 営業マネージャーに当地域の販売状況 → 売上高合計、製品別や時間帯別「月ごと」「日ごと」の売上高
  • 工場長に生産ライン全体の生産状況 → 生産量合計、良品率、ライン別の生産量、目標達成率
  • マーケティング担当者にサイトのアクセス状況 → 訪問総数、地域、チャネル、平均年齢、男女比率、コンバージョン率など(マーケティングダッシュボードの作り方をご参考)

「こういった情報もあわせて確認したい」という要望は閲覧者側から挙がってくることも多いため、ヒアリングしながら内容を決定していく方法も有効です。

ポイント三:適切なグラフを選択する

「ダッシュボードで何を伝えたいか」を明確にしたら、伝えたい情報を表示させるために最適なグラフを選択します。BIダッシュボードには5〜9個の表やグラフを含めます。

データを直感的にわかりやすく表示させるためにも、データによってグラフを使い分けられるようにしましょう。

BIダッシュボードツールFineReportには、独自開発の70種類以上のH5グラフは、円、棒、折れ線などの代表的なグラフから複雑なグラフまで網羅しています。地図とGISマップ、拡張グラフも備えています。高度なインタラクティブな分析のニーズに対応できます。

グラフにはたくさんの種類がありますが、以下は代表的な8つを挙げます。

棒グラフ
棒の高さで項目ごとの集計値の大きさを比較する。
例)当月実績(担当者別)、店舗別売上etc…

折れ線グラフ
時間の経過とともに集計値のトレンドを表現する。
例)店舗別売上推移、商品価格変動etc…

円グラフ
円を全体として、合計が100%であるいくつかの項目が全体における割合を扇形で表す。
例)顧客構成・アンケート集計結果etc…

帯グラフ
項目ごとの集計値に対する割合、つまりそれぞれの構成比を比較する。
例)売上目標達成率etc…

レーダーチャート
各項目の軸は中心から正多角形状に配置し、それらの項目を属性としてもつ対象の全体的なバランスを見る。

散布図
縦軸と横軸に各項目の量をとり、データがあてはまるところに点を打って示す。2種類の値の相関関係を見る。

⑦バブルチャート
散布図を構成するデータに加えて、もう1つの量的なデータ円の大きさで表す。
3つのデータの関係性を1つのグラフで確認する。
例)従業員数に対する営業利益率etc…

ドーナツグラフ
円グラフと似ていますが、円グラフではデータの系列は1種類ですが、ドーナツグラフでは複数のデータの系列を表す。各データ系列の構成比を比較する。

視線の動きに心がけ
視線の動きの特徴として「上から下へ」「中央の意識の高さ」があります。
これを活かして、指標が多く複数の階層があるダッシュボードの場合は、
「主要情報」は左上か真ん中に配置し、周りをサブデータで固めるレイアウトがおすすめです。

最適なカラーのポイント
・背景色にはシンプルな色を使うと見やすい(白など)
・彩度の高い標準色はさける
・同系色を活用する

関連記事:
>>代表的なグラフの種類と作り方まとめ
>>グラフ作成ツールとグラフ作成ソフト 【オススメ10選】

グラフと経営ダッシュボード
                    FineReportの可視化グラフ(一部)

経営ダッシュボード作成実例

上記のポイントを押さえれば、有益な情報が読み取れるダッシュボードの作成が難しくないでしょう。しかし、それだけではなく、使いやすいダッシュボードツールを選定することも重要です。

FineReportは、経営ダッシュボードの設計に特化したBIツールであり、ExcelライクのUIを持ち、ビジュアルにカスタマイズ性が高いです。Excelを使いこなせる程度のスキルがあれば、短時間で見た目のいいダッシュボードを作成し、営業分析できます。

以下はFineReportで経営ダッシュボードを作成する手順を解説し、上記のポイントへの理解を深めましょう。

①目的
下図はある会社の販売状況をテーマにする経営ダッシュボードです。目的は営業部部長に年間の売上状況を報告することです。

経営ダッシュボード

②指標
「営業部部長に年間の売上状況を報告する」という目的に沿って、ダッシュボードに指標を設定しましょう。営業部部長にとって、最も関心を示す指標は売上目標の達成率であり、それからは地域別、製品別、顧客別、担当者別等に細分化した売上データです。このように、売上全体の状況を把握する上に、様々な次元からデータを比較したり、業務を検討したりすることができるのです。

経営ッシュボード指標

③レイアウト
レイアウトは標準的なピラミッド型ではありませんが、左上には一番重要な指標「売上目標の達成率」、その周りに「地域別」、「製品別」、「顧客別」の分析、左下には詳細な「担当者別」の売上情報を配置するので、閲覧者にわかりやすいと思います。

経営ッシュボードレイアウト

④グラフ作成
経営ダッシュボードの目的、指標、レイアウトを決めた後、データの特性とデータ間の関係に基づき、グラフを選択します。
FineReportデザイナを起動し、上記のレイアウトに従い、各グラフをダッシュボードにドラッグアンドドロップします。FineReportが用意した折れ線グラフ、棒グラフ、メータグラフ、ヒートマップ、地図、散布図などの多彩なチャートから、適切なものを選びます。

経営ッシュボードグラフ
                      FineReportのExcel似のデザイナー

(注:設計画面の構成を説明します。①テンプレートを開く;②データセット一覧;③コンポーネントバー;④コンポーネント属性設定)

経営層に指標の達成度合いがわかるように、ここはメーターで「売上目標達成率」を表示しています。

経営ッシュボードメータ

製品、顧客毎に集計した売上を比較ために、縦棒グラフを使います。

経営ッシュボード縦棒グラフ

各地域の売上分布はヒートマップで可視化します。

経営ッシュボードヒートマップ

地図でエリアをクリックすると、ほかのグラフでもその地域に関するデータが出てきたらいいなと思う人がいるでしょう。ここは、FineReportの連動機能を利用し、地図と製品別、顧客別分析のグラフを関連付けます。連動効果は以下のようになります。

経営ッシュボード連動

ダッシュボードを活用するメリット

各業務アプリケーションから生成されたリアルタイムのデータを統合し、「見える化」され、経営ダッシュボードに反映されます。経営層が必要なときに必要な情報をリアルタイムで見られます。“会社の今”を端的に表すボードといえます。経営戦略を立て、実行できるための判断に使用することが目的です。

経営データを直感的に「見える」

ダッシュボード機能がなくても、統合された数値データをエクセル表で見るのもいいし、あまり変わらないと思われがちですが、経営ダッシュボードは“ダッシュボード”というだけあって、自動車のダッシュボードのように、あなたの経営に様々な計器(メーター)を取り付けます。同じ数値でも、グラフや図表、アニメーション効果を用いて一覧で統合表示すると、相手に与える感覚が大きく変わります。

                    FineReportで作った経営ダッシュボード

売上情報、営業促進活動情報、生産現場情報、CMのROI、仕入情報など経営情報の多くを視認性良く可視化できます。また、数値の比較、変化、割合、相関関係など、ダッシュボードを用いれば一目瞭然で、気づかなかった情報にも気づける可能性も大きくあります。迅速な判断を求められる経営層にとって「見える化」されていることは、大きなメリットです。 

リアルタイムで最新情報を把握できる

組織内の各業務から常にデータが生まれています。経営ダッシュボードはデータベースからこれらのデータを自動で取得して、更新作業を行うことによって、最新情報に基づく経営判断が可能になります。

KPIの追跡をリアルタイムに行える

経営目標を達成するために、KPI(重要業績評価指標)を設定するのが一般的となっています。経営ダッシュボードでは経営情報がリアルタイムに反映されるため、日常の企業経営では、KPIをチェックし、KPIから大きくズレている場合は、速やかに対策できれば、経営目標の達成にも貢献します。

経営ダッシュボードKPI
                      FineReportで作ったKPIダッシュボード

まとめ

BI/ダッシュボードは、企業の経営や運営においてますまず重要になっていくでしょう。ダッシュボードはExcelでも作れると言っている方がいるかもしれませんが、マルチデータの統合やデータの絞り込み、リアルタイム更新、アラート表示などには、FineReportのようなBIツールはより柔軟に対応できます。ダッシュボードの活用に興味がある方はぜひFineReportを試してみてください。

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