【簡単】10分間で新型コロナウイルス対策のダッシュボードを作った /* Template Name: singlenew(2019.11.12) */    

【簡単】10分間で新型コロナウイルス対策のダッシュボードを作った

最終更新日:2021-7-30

新型コロナダウンロード3月18日まで、新型コロナウイルス感染が世界の143カ国・地域に広がっています。世界全体の感染者は累計で20万を超え、死者は7800人を上回ります。日本国内の感染者数はクルーズ船を除いて合計すると914名となります。ヨーロッパとアメリカはより深刻な状態に陥っています。

今のところ、誰もが新型コロナの状況に強い関心を持っているでしょう。しかし、さまざまな情報が飛び交うなかで、すぐほしいデータを見つけられない場合が多いです。 さらに、データを取得しても、うまく処理できず、データから有用な情報を得ることができません。

この問題を解決するために政府の公開したデータを基づき、新型コロナのダッシュボードを作りたいと思います。データのダッシュボード化によって、複数のディメンションのデータを地図やチャートなどに表示し、最新情報を一目で確認し、新型コロナの拡散状況に対する正しい理解を促します。

新型コロナ対策ダッシュボードは、テーマと利用するツールを問わず、データ抽出➡データ処理➡データ可視化という手順で作られます。

新型コロナ対策ダッシュボードの概要

作成日:2020年3月18日
データソース:コロナウイルス速報
データ抽出:Octoparse7.3.0
データ可視化:FineReport10.0
新型コロナ対策ダッシュボードを見る:こちら

新型コロナダウンロード

では、はじめましょう。

新型コロナ対策ダッシュボードの作り方

データ抽出

まずはコロナウイルス速報(https://xn--eckd2b0a6fujka.com/)というサイトから毎日の感染情報を取得します。データ抽出はやはりOctoparseに任せます。もちろん、Pythonでサイトからデータをスクレイピングできますが、ここは手間を省くためにノーコーディングのスクレイピングツールを利用しました。

コロナウイルス速報サイトからデータを取得するには3つのステップだけで行けます。

ステップ1:URLを入力してスクレイパータスクを作成する
ステップ2:クリックしてWebデータを抽出します
ステップ3:スクレーパータスクを実行する

公式サイトのチュートリアルに従えば、簡単に感染者の推移、都道府県別の感染者数などを抽出し、Excelに出力できると思います。

データ処理

上記に示すように、収集したデータはそのままダッシュボード作成に用いられないため、データ書式の変更、余計なデータ行列の削除、データ集計など、データ処理を行う必要があります。 ここのデータの量は少なくて、それほど時間がかかりません。

データ処理

データ可視化

ダッシュボードの作り方に詳しくない方は以下の記事を参考にしてください。
近く一番人気のタピオカ屋は?東京タピオカマップの作り方
BIダッシュボード作成の際に押さえるべきポイント

これからはFineReportによる「新型コロナウイルス対策のダッシュボード」の作り方を解説します。10分で完成できると思います。

ステップ1:データ接続

まずは、処理済みのExcelファイルをデータソースとしてFineReportに接続し、データセットを作ります。FineReportは既存のデータベースに接続したり、Excel、csvのファイルからデータを読み込むなど、様々なデータソースからダッシュボードを作れます。データ接続

「ファイルデータセット」を選択し、Excelファイルを開き、データをインストールします。Excelファイルの列タイトルもインポートすることを忘れないでください。

データ接続

ステップ2:ダッシュボード作成

ダッシュボードを新規作成し、ツールバーから空白のダッシュボードに必要なコンポーネントをドラッグ&ドロップします。ここに必要なのは折れ線グラフ、バブルチャート、地図とテーブルです。下記に示すように、各コンポーネントのサイズと位置を調整します。

ダッシュボード作成

グラフの作成は、データ選択とスタイル設定をすればOKです。ここは、地図の作り方を示します。地図のタイプを「エリア地図」に、国を「Japan」に設定します。

地図作成

地図のデータとして、先作ったデータセットを利用します。ここは地図上で都道府県別の感染者数を表示したいので、下記のように設定します。

地図データ設定

それから、ダッシュボード全体のスタイルに合うように、地図の色を変更します。

地図スタイル設定

ここに示すのは、3月18日まで日本の新型コロナウイルス感染状況です。データはフロントエンドのインポートまたはAPIによって更新されます。

スクロール効果のあるテーブルは、各地域毎の患者数と死亡数を表示します。折れ線グラフによって、患者数の増減をチェックします。 バブルチャートは、最も影響を受けている地域を示します。 右上のホットニュースでリンクをクリックし、新型肺炎に関する最新ニュースを確認することができます。

終わりに

今回はFineReportで新型コロナの状況を可視化し、ダッシュボードを作りました。山ほどある感染情報に触れて、イライラする時があるでしょう。これはさておき、マスク着用、手洗い、消毒などをきちんとやって、規則正しい生活をして、自身の健康管理に気を付けましょう。無料BI体験

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