帳票・BIツールFineReportV10.0のバージョンアップ /* Template Name: singlenew(2019.11.12) */    

帳票・BIツールFineReportV10.0のバージョンアップ

最終更新日:2020-2-24

いつも帳票・BIツールFineReportをご利用いただきありがとうございます。

FineReportは、ユーザニーズの変化に対応し、そのニーズを満たすために、常にお客様により良いサービスを提供し、実用性と適応性を向上させ、バージョンアップを続けて行きます。そこで、バージョンアップが必要とされるユーザーと企業様にその方法をご案内いたします。なお、バージョンアップについてご不明点、ご要望等がございましたら、お気軽にFinereportの技術サポートにお尋ねください。

FineReportバージョンアップ

1.FineReportのバージョン情報の確認

新しいバージョンにはメジャーバージョンとマイナーバージョンがあり、メジャーバージョン番号は「ヘルプ」⇒「ソフトウェアについて」で直接参照できます。 例えば8.0、7.0、8.0、6.5などです。メジャーバージョンに付随してマイナーバージョンがあり、マイナーバージョン番号が表示されない場合の確認方法を下記に示します。

FineReportバージョンアップ

jarファイルの日付は、「ヘルプ」⇒「ソフトウェア」またはシステム登録情報で確認できます。

注:上位バージョンは下位バージョンと下位互換性がありますが、下位バージョンは上位バージョンと上位互換性がありません。つまり、上位バージョンで作成または開いたテンプレートは下位バージョンで開くことはできません。 9.0で作成したテンプレートを10.0デザイナで一回開いてしまうと、9.0で開くことはできなくなり、10.0で作成したテンプレートは9.0または8.0で開くこともできません。

2.FineReportデザイナのバージョンアップ

方法1:オンラインでjarファイルをアップグレード

FineReport10.0には、帳票デザイナアップグレードと帳票サーバアップグレードに分割されたワンクリックアップグレード機能が組み込まれています。デザイナを開き、「ヘルプ」⇒「バージョンアップ」をクリックすると、新しいバージョン番号が「最新JAR」に表示され、その下にバージョンアップボタンが表示されます:

FineReportバージョンアップ

注:バージョンアップ機能は、リモート設計状態ではサポートされていません。

ガイドに従ってアップグレードします。

FineReportバージョンアップ

方法2:手動でjarファイルをアップグレード

FineReportの技術サポートに必要なファイルを取得をご依頼ください。合わせて13のjarファイルがあります(以下参照)。各ファイルを対応するディレクトリにコピーします。

fine-accumulator-10.0.jar、fine-activator-10.0.jar、fine-core-10.0.jar、fine-datasource-10.0.jar、fine-decision-10.0.jar、fine-decision-report-10.0、fine-report-designer-10.0、fine-report-engine-10.0.jar、fine-schedule-10.0.jar、fine-schedule-report-10.0.jar、fine-swift-log-adaptor-10.0.jar、fine-third-10.0.jar、fine-webui-10.0.jar

具体的な手順:
(1)fine-report-designer-10.0:このjarファイルには、FineReportデザイナのすべての機能が含まれており、取得後%FR_Home%/libの下に保存する必要があります。

FineReportバージョンアップ

(2)残りの12のjarファイルを%FR_Home%/webapps/webroot/WEB-INF/libに保存します。

FineReportバージョンアップ

注:jarパッケージを更新した後は、帳票デザイナを再起動する必要があります。また、jarファイルの保存場所を間違えないでください。間違えた場合はデザイナを開くことができなくなります。

方法3:FineReportポータルでバージョンアップ

「システム管理」⇒「スマート運用保守」⇒「バックアップとリカバリ」⇒「バージョンアップとリカバリ」で「今すぐ更新」をクリックすると、jarファイルのアップグレードがはじまります。終了後、帳票サーバを再起動します。

FineReportバージョンアップ

3.帳票サーバのバージョンアップ

方法1:手動でjarファイルをアップグレード

FineReportの技術サポートに必要なファイルの取得をご依頼ください。合わせて13のjarファイルがあります(以下参照)。各ファイルを対応するディレクトリにコピーします。

fine-accumulator-10.0.jar、fine-activator-10.0.jar、fine-core-10.0.jar、fine-datasource-10.0.jar、fine-decision-10.0.jar、fine-decision-report-10.0、fine-report-designer-10.0、fine-schedule-10.0.jar、fine-schedule-report-10.0.jar、fine-swift-log-adaptor-10.0.jar、fine-third-10.0.jar、fine-webui-10.0.jar

12のjarファイルを%TOMCAT_HOME%/webapps/webroot/WEB-INF/libに配置し、帳票サーバを再起動します。

方法2:帳票デザイナをインストールした後jarファイルをコピー

帳票デザイナの最新バージョンをインストールし、帳票サーバの下のファイルをデザイナのインストールディレクトリのjarファイルに置き換えます。

注:jarパッケージを更新した後は、Tomcatなどのサーバを再起動する必要があります。 また、帳票サーバと帳票デザイナ上のjarファイルのバージョンが同じであることを確認する必要があります。デプロイに問題がある場合、一部のテンプレートはローカルで表示できますが、帳票サーバの下に配置した場合問題が出る可能性があります。

4.グラフのバージョンアップ

10.0のマップでは、下図に示すように、ディレクトリ構造が調整されました。「world」ディレクトリが追加され、配下には地図のディレクトリを配置します。10.0の既定のディレクトリ構造からテンプレート内のマップパスは、 assets/map/geographic/world/Japan/東京.jsonとしなければなりません。

FineReportバージョンアップ

方法1:手動でjarパッケージをアップグレード

(1)8.0にマップファイルがある場合、10.0をjarでアップグレードすると、元のマップの変更を行いません。map10.0の下に新しいjsonが必要な場合は、assets/map/geographicに追加することができます。

(2)8.0にマップファイルがない場合、10.0をアップグレードし、デザイナーを起動すると、マップファイルのダウンロードヒントが表示されます。それからmap10.0の新しいjsonをダウンロードします。

方法2:手動でテンプレートを移行

10.0exeをインストールした後、8.0のテンプレートを10.0のプロジェクトディレクトリに移行した上で、8.0マップディレクトリ(assets/map/geographicとassets/map/imageのファイル)を10.0と同じディレクトリに移行する必要があります。

古いグラフについての説明

(1)10.0で古いグラフを追加する機能は提供されていませんが、古いテンプレートに既に存在する古いグラフの設定とプレビューはサポートされています。

古いグラフのタイプのプルダウンボックスは無効になりました。結果としてタイプを変更できなくなりました。しかしながら、 データ、スタイル、およびその他の項目は、設定することができます。

FineReportバージョンアップ

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(2)10.0はビットマップのプラグインをサポートしていません。

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